Firefox 128.0.3 私的ビルド x64 SSE3 TEST

[taka]

「Firefox 128.0.3 私的ビルド x64 SSE3 TEST」のファイルを解凍して上書き更新し起動してみると、起動後すぐに落ちてしまいます。
元の一つ前の通常の「Firefox 128.0.3 私的ビルド x64 SSE3」のファイルに再び上書きして戻してみても
変わらず起動後にすぐ落ちて、何もできない状態になってしまいました。
これまではTESTバージョンに何かしらの不具合があっても一つ前に戻すと元通りだったので初めてのことで困っています。
1カ月前にバックアップしてたPortableDataの.defaultファイルを指定して起動させてみると落ちずに使用できています。
安易に試したのが悪いのですが、最新のデータで元通り起動させる何か方法はないでしょうか・・

[テテファン]

起動で落ちませんが？
1.3. アップデート方法 (我流)
1.4. 英語版Firefoxを日本語化する方法
よくお読みください。

[テテ]

takaさん、ご不便をおかけして申し訳ございません。
起動時に何らかの不具合が発生し、プロファイルが破損してしまったのかもしれません。
最新のプロファイルをそのまま使うのは難しいかもしれません。

ただし、新規プロファイルを作成し、古いプロファイルフォルダ内から必要な情報をコピーして新しいプロファイルフォルダへ貼り付けすることで、一部の情報を復旧できるかもしれません。
詳しい手順は下記を参考にしていただければと思います。お手数をおかけしますがお試し頂ければと思います。

「古いプロファイルから必要な情報を復旧する」
https://support.mozilla.org/ja/kb/recovering-important-data-from-an-old-profile

[テテ]

新規プロファイルを作成する代わりに、一ヶ月前にバックアップなさっていたプロファイルフォルダをコピーし、その中に最新のプロファイルから必要な情報をコピーして、貼り付けてみるのも良いかもしれません。

[taka]

テテさん情報ありがとうございます。
現状、数十回起動を繰り返していると稀に落ちずに成功する場合があることが判明し
起動させっぱで凌ぐことにしています。
ちょっとメンドイですが、それに賭けているような状態です
頂いた情報の方法含め、もうちょっと色々試行錯誤してみたいと思います。

[テテ]

takaさん、おはようございます。ご迷惑をおかけしています。
128.0.3 TEST2をビルドして公開いたしました。-fmerge-all-constantsというコンパイラスイッチを削除しました。
128.0.3と128.0.3 TEST1では、-fmerge-all-constantsを付けてビルドしています。これはバイナリサイズを少し小さくするために付けたのですが、場合によっては不具合の原因となるようです。
これでこの度の不具合が収まるのか不明ですが、よろしければお試しくださればと思います。

[テテ]

また以下のように、tmemutil.iniファイルの[General]セクションにCreateCrashDump=1という行を追加すると、クラッシュ発生時にクラッシュダンプファイルを保存できる場合があります (作成できない事もあります)。
このクラッシュダンプファイルをメールに添付して私に送っていただければ、不具合の原因を調べることができるかもしれません。

[General]
CreateCrashDump=1

[taka]

テテさんお世話になります。
TEST2にアップしてみました。最初の起動で問題なかったのでそれかと思いましたが
まだ落ちるみたいです。でも、起動成功率？はかなり上がったみたいです
他の人の反応を見るに、完全に自分の環境が何か悪いようですが、クラッシュダンプファイルが作成されましたので
メール送ってみました。どうもお手数お掛け致します。

[テテ]

takaさん、クラッシュダンプを送ってくださり、ありがとうございました。
確認したところ、言語関係(言語パック?)の処理中にクラッシュしているようでした。
今のところ、詳しい原因までは分かりませんが、試していただきたいことをメールにて返信させていただきました。
お手数をおかけしてすみません。

[taka]

TEST3にアップしてみました
何度起動しても通常通りで、落ちる現象はなくなりました
この度は本当にお世話になりました。

[テテ]

Takaさん、ご協力くださりありがとうございました。
おかげさまで、不具合の原因を絞り込むことができました。:)
不具合の原因は、LLVMのバグか、公式より新しいRustを使ったためかもしれません。

また不具合の混入した実験版を作る恐れがあるので、ご迷惑をおかけするかもしれません。m(_ _)m

[テテ]

調べたところ、公式ビルドでも-import-instr-limitの値を増やす実験をしていましたが、Takaさんと同様のクラッシュが引き起こされて、パッチがバックアウトされていました。
Consider to increase import-instr-limit:
https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=1832022

Chromiumでは-import-instr-limitを10から30に増やしていますが、問題は発生していないようです。
この違いはどこから来ているのか考えたところ、-import-hot-multiplierの値も関係している気がしました。

Chromiumの場合、-import-hot-multiplierは既定値の10が使われているようですが、Firefoxでは30が指定されています。
なので-import-hot-multiplierの値を下げれば、不具合が収まる可能性はあるかもしれません。

[テテファン]

次回TESTは
-import-hot-multiplie 10
-import-instr-limit 30
ですか？
-import-instr-limit 30はきびきびでしたので

[テテ]

はい、仰るとおりの設定(Chromiumと同じ設定)で、TEST4を作ってみようと思います。
FirefoxもChromiumも、-import-instr-limit * -import-hot-multiplier = 300 となっているので、これらの設定値を掛け合わせた値が300くらいなら不具合は起きにくいかなと思いました。試してみないと分かりませんが……。

[taka]

もう本当に無視していただいて構わないんですが、一応報告します。
TEST4も起動時に落ちることがあります。でも、その確率は2分の1くらいのものです
一つ前、TEST3と同一の安定版？に戻すと問題ありません。